Star Trek – LCARS from scratch in C
この記事では、C言語を使って「スタートレック」に登場するSFコンピュータインターフェース「LCARS」をゼロから実装する方法を解説します。コードの構造や描画の仕組みに加え、音声認識との連携についても触れられています。
背景メモ
- LCARS (Library Computer Access and Retrieval System)は『スタートレック』シリーズに登場する架空のコンピュータOSで、紫色やオレンジ色の幾何学的なGUIと音声合成が特徴。作中の宇宙艦隊(Starfleet)の艦船で使われるUIとして有名で、現実のSFファンからカルト的な人気を持つ。
- この記事の著者は、LCARSの音声合成部分(テキストを読み上げる仕組み)を現代のC言語でゼロから実装した経緯を解説している。LCARS音声は1987年のTVシリーズ『新スタートレック』で実際に使われた音声合成チップ「SPO-256」をエミュレートしたもの。
- SPO-256は、音素(フォニーム)と呼ばれる最小単位の音を組み合わせて任意の英単語を発声する、初期の簡易音声合成LSI。当時の技術的制約を再現するため、音源となる波形データも独自に生成している。
- 元のLCARSシステムは、スタートレックのプロップとして実在のプロデューサーや小道具チームが開発した背景があり、現実のUIデザインにも影響を与えた。本記事はその「SFの中のコンピュータ」を実際に動くコードで再現する、レトロコンピューティング的な試みの一環。