AOLオーナー、評価額180億ドル超で上場へ
インターネットサービス大手AOLの親会社が、180億ドル超の評価額で株式公開を計画している。同社はメディアとテクノロジーの融合を強みに、再び市場での存在感を高める狙いだ。今回の上場は、旧来のネット企業の再評価が進む中で注目を集めている。
背景メモ
- BATH (Bath & Body Worksの持株会社)とは無関係のテクノロジー企業「BATH」が、AOLやYahoo!を傘下に持つ。正式名はYahoo! Inc.(旧Altabaとは別物)。
- 同社はプライベートエクイティ大手Apollo Global Managementが2021年にAOL/Yahoo!をVerizonから約50億ドルで買収して設立。買収時にAltaba(旧Yahoo!の中国資産管理会社)からYahoo!の事業部門も統合した。
- 今回のIPOは、同社が再び株式公開市場に戻ることを意味する。評価額180億ドル超は、買収額の3倍以上に跳ね上がった計算。
- 成長の焦点は、検索・メール・ニュースなどの旧来ポータル事業ではなく、広告技術(AdTech)事業。Apolloが同社の広告プラットフォームを再構築し、収益性を高めたと評価されている。
- 投資家にとっての関心は、成熟したインターネット資産をPEファンドが再生させたケースとして、収益力が本当に持続可能かどうか。