タングステン鉱山は大戦争を予言する。再び操業を開始
オーストラリアのタングステン鉱山が再開された。タングステンは軍事産業に不可欠なレアメタルで、過去の大戦前に需要が急増してきた。今回の再開は、米中対立や防衛費増大を背景に、西側諸国が中国依存からの脱却を進める戦略の一端を示している。
背景メモ
- オーストラリア・タスマニア島にある世界最大級のタングステン鉱山「ドルフィン・ヘッドランド」。2010年代に閉鎖されたが、2025年に再開した。
- タングステンは超硬合金の原料で、軍事産業に不可欠(徹甲弾や装甲板など)。供給の8割以上を中国が独占している。
- 同鉱山は過去2回の世界大戦前にも生産を増加。ブルームバーグはこれを「戦争予測指標」と位置づけ、第三次世界大戦リスクを論じた。
- 米国・豪州・英国によるAUKUSや中国を念頭に置いたサプライチェーン脱中国化の文脈で注目される。