Cider 2.0 の醸造が始まる
Emacs 用 Clojure 開発環境「Cider」のメジャーバージョンアップ、Cider 2.0 の開発が進行中。新バージョンでは、リッチなオーバーレイ表示や改善されたエラーレポートなど、大幅な機能強化とパフォーマンス改善が予定されている。
背景メモ
- CiderはClojure(関数型言語で、Java仮想マシン上で動作するLisp方言)向けの開発環境だ。Emacsというテキストエディタの拡張として動作し、コード補完やデバッグ、REPL(対話的実行環境)といったIDE機能を提供する。
- プロジェクトの中心人物はBozhidar Batsov。彼はClojureコミュニティで広く使われる複数のツール(Cider以外にもRuboCopなど)をメンテナンスしている。
- Cider 1.xはすでに安定して広く使われているが、Clojureプロジェクト管理ツールの標準がLeiningenからdeps.edn(Clojure CLI)へ移行しつつある。Cider 2.0はこの新しいエコシステムに完全対応し、設定や起動の仕組みを刷新することを目指している。
- 今回の発表は「プレアナウンス」であり、まだベータもリリースされていない段階。Clojure + Emacsというニッチな開発スタックを支える重要なインフラ更新として注目されている。