Valveがハードウェアプラットフォームを補助金で販売しない理由を説明
Valveは、Steam Deckや新型Steam Machineを赤字覚悟で販売しない理由について、「オープンなエコシステムの構築」という信念を掲げている。同社は、ハードウェアを原価以下で販売することは競争上の優位性を得るための閉鎖的な戦略であり、ユーザーが自由にソフトを選べるオープンなPCプラットフォームの価値に反すると主張。また、iPhoneがキャリアによる実質的な割引で販売されるのとは異なり、PlayStationやXboxのような戦略的な赤字販売は消費者の選択肢を狭めると指摘し、正直な価格設定を評価する声もある。
背景メモ
Valve(米ゲーム大手、Steam運営)が新型「Steam Machine」と携帯ゲーム機「Steam Deck」を、他社のように赤字覚悟で販売しない理由を公式に説明した記事。伝統的なゲーム機ビジネスでは、ソニーやマイクロソフトが本体を損益分岐点以下で売り、ゲームソフトの販売で回収する「ラスターリーダー戦略」が常識。これに対しValveは、そうした補助金販売はユーザーを囲い込む閉鎖的エコシステムにつながると批判し、ハードは適正価格で売り、ユーザーが自由に選択できるオープンなPCプラットフォームを守る立場を明確にした。