AIデータセンター需要の増加でアマゾンの排出量が16%増加
アマゾンは2025年、AIデータセンターの需要拡大に伴い、温室効果ガス排出量が前年比16%増加したと報告した。同社は依然として2040年までのカーボンニュートラル達成を公約しているが、AIブームによるエネルギー消費の急増が環境目標達成への課題となっている。
背景メモ
- Amazonの2025年の温室効果ガス排出量が前年比16%増加した。原因はAI需要拡大によるデータセンターの電力消費増で、同社の総排出量の約3分の2をデータセンター関連が占める。
- アマゾンは2040年までの「ネットゼロ」達成を公約(「The Climate Pledge」)しているが、今回の増加で実現性への疑問が強まっている。同社の排出量は2020年以降ほぼ横ばい〜微増傾向にある。
- データセンター増設が避けられない中、アマゾンは再生可能エネルギー調達と電力効率改善で相殺する方針。ただしAIワークロードは従来のクラウド処理より遥かに電力を消費するため、この戦略の成否がカギ。
- ビッグテック各社(Microsoft、Google、Meta)も同様にAI投資と排出量増加の板挟みになっており、業界全体の課題として注目されている。