働くなんて忘れよう。不労所得こそが新たなアメリカン・ドリーム
従来の「一生懸命働いて成功する」というアメリカン・ドリームに代わり、不労所得(パッシブ・インカム)で暮らすことを理想とする人が増えている。ウォール・ストリート・ジャーナルは、副業や投資による収入で早期リタイアや経済的自立を目指す現代の潮流と、その現実的な課題について報じている。
背景メモ
• 「不労所得(パッシブ・インカム)」——投資や副業から、ほとんど働かずに定期的に入る収入——を「新・アメリカン・ドリーム」と位置づけるWSJ記事。転職・副業ブームの延長にあり、特にミレニアル・Z世代の間で、FIRE(経済的自立・早期リタイア)運動と結びついて人気を集めている。
• 背景として、コロナ禍のリモートワーク普及や「グレート・リシャッフル」(大量離職・転職)を経て、従来の会社勤め一筋のキャリア観が揺らいでいる。賃金上昇が物価高に追いつかない中、副収入源への関心が高まった。
• ただし、「寝ていても稼げる」という幻想は危険。現実には初期資金や知識・労力が必要で、失敗例や詐欺被害も多い。記事は「簡単な不労所得」をうたう情報商材やオンラインコースに注意を促している。
• 関連キーワード:FIRE、サイドハッスル、ギグエコノミー、資産形成、インフレ