ウーバー出資のライム、ナスダック上場で時価総額17億ドルに—IPOラッシュに乗る
ウーバーが出資する電動キックボードシェア大手ライムがナスダックに上場し、初日評価額が約17億ドルに達した。同社は都市部の短距離移動需要を捉え、事業拡大を加速させる。
背景メモ
- Limeは電動スクーター・自転車のシェアリングサービスを運営する米国企業。利用者はアプリで近くの車両を探し、時間単位で借りられる。2026年7月1日にナスダックに上場し、初値で企業価値約17億ドルと評価された。
- 同社はUberやGoogleの親会社Alphabetなどが出資しており、特にUberアプリとの連携で顧客を獲得してきた。シェアモビリティ業界で最大手の一角だが、利益率の低さや自治体との規制問題が長年の課題。
- 上場に先立ち、大手都市部での収益改善やバッテリー交換効率の向上などのコスト削減策を実施。競合のBirdが先に上場したが株価低迷に苦しんだのに対し、Limeはより慎重な事業運営で評価を得ている。
- マイクロモビリティ(短距離移動手段)市場は、脱炭素志向や「ラストワンマイル」需要の高まりで拡大中。ただし、歩道放置問題や事故リスクを巡る規制の不確実性が引き続き業界の重しとなっている。