ソフトバンク、OpenAI株式を担保にした100億ドルの融資交渉を再開、譲歩案を追加
ソフトバンクグループが保有するOpenAI株式を担保に100億ドルの融資を得る交渉を再開した。新たな交渉では、融資条件に関していくつかの譲歩案を提示している。この大型融資は、ソフトバンクのAI関連投資資金として活用される見通し。
背景メモ
ソフトバンクグループ(SBG)が、保有するOpenAI株を担保に10億ドルの融資を受ける交渉を再開した。SBGは2024年のOpenAI資金調達ラウンドに参加し、現在約20億ドル相当の株式を保有しているとされる。担保融資とは株式を売却せずに資金を得る手法で、SBGは浮いた資金をAI関連への追加投資に充てる可能性がある。ただし、OpenAIは未上場企業であり価格変動が大きく、銀行側は貸し倒れリスクを抑えるため金利や担保価値の評価率などで譲歩を引き出そうとしている。背景には、SBGがアーム株やビジョンファンド資産を活用した大型借り入れを繰り返してきた経緯があり、高いレバレッジ経営への市場の懸念がつきまとう。また、米政権の対中国半導体規制強化の動きがソフトバンク系投資先に影響を及ぼす可能性も、交渉の不透明要素となっている。