米連邦政府、AIモデルを禁止する人物を積極採用中
米国連邦政府が、特定のAIモデルを「禁止するか否かを判断する」役職の公募を開始した。この職務は、人工知能技術の安全性や倫理的影響を評価し、政府システムにおける利用可否を決定する重要な責務を担うとみられる。応募には技術的知識と政策判断力が求められる。
背景メモ
- USAJOBSは米国連邦政府の公式求人サイト。今回のポストは「AIインテグレーター(AI Integrator)」という職種の募集で、国家安全保障に関わるAIモデルの評価・規制判断を担当する。具体的には「どのAIモデルが安全保障上問題か」を判断し、必要に応じて禁止などの措置を勧告する役割。
- 背景として、2023年10月のバイデン大統領令や2024年のAI安全保障に関する覚書により、米国政府は先端AIモデル(特に、サイバー攻撃や大量破壊兵器開発に悪用されうるもの)のリスク評価と輸出規制を強化している。
- この募集は、OpenAIやAnthropicといったAI企業が「安全なAI開発」を掲げる一方、政府が直接「禁止するモデル」を選別する体制を整えつつあることを示す。