SLAMとは?簡潔にわかりやすく解説
SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)は、ロボットや自動運転車などが、自己位置を推定しながら周囲の環境地図を同時に生成する技術。本記事では、SLAMの基本原理や使用されるセンサー、業界での活用例をコンパクトに解説している。
背景メモ
- SLAM(Simultaneous Localization and Mapping/自己位置推定と環境地図作成の同時実行)は、ロボットや自動運転車が、GPSが使えない屋内やトンネル内でも、自分がどこにいるかを把握しながら周囲の地図を同時に作る技術。
- 1990年代からロボティクス分野で研究されてきたが、近年のLiDAR(レーザー測距センサー)やカメラ、IMU(慣性計測ユニット)の低価格化・高性能化により、実用レベルに達した。
- 自動運転(Waymo、Teslaなど)やドローン、掃除ロボット(Roombaなど)、さらにはARグラス(Apple Vision Proなど)の基盤技術として注目される。
- 課題は、動く物体(人や他の車)が多い環境での精度維持や、長距離走行時の累積誤差の補正。バックエンドでグラフ最適化やループクロージャ(同じ場所に戻ったことを検出して誤差をリセット)といった手法が使われる。