Zoom、CommonRoomを買収へ
Zoomは、教育テクノロジー企業CommonRoomの買収を発表した。同社のプラットフォームは、教育機関向けに学生データの一元管理と連絡先の自動更新を提供しており、Zoomの教育分野向けサービスを強化する狙いがある。
背景メモ
・Zoom(Zoom Video Communications)は、ビデオ会議プラットフォームで知られる米上場企業。コロナ禍で一気に普及したが、競争激化と成長鈍化に直面している。
・CommonRoomはVC(ベンチャーキャピタル)業界向けの関係管理(CRM)・ネットワーキングツールを提供するスタートアップ。投資家がどのスタートアップに会ったか、どの起業家と関係があるかを一元管理する。
・今回の買収は、Zoomが中核のビデオ会議を超えて、顧客の「業務ワークフロー全体」に食い込もうとする戦略の一環。2023年にはクラウドコンタクトセンター「Zoom Contact Center」なども強化している。
・具体的にはCommonRoomの機能をZoomに統合し、Zoom上のコミュニケーションを自動的にCRM(顧客関係管理)データに変換する仕組みを目指すとみられる。これはSalesforceなどのCRM大手との競合にもつながる動き。