ゲーム制作とクラウドファンディングのユニークな戦略:6つの質問
本記事では、ストーンメイアゲームズが実践する、クラウドファンディングとゲーム開発に独自のアプローチを6つの質問形式で解説。製品完成後のクラウドファンディングではなく、アイデア段階からコミュニティを巻き込み、透明性を重視したプロセスが成功の鍵であると述べている。
背景メモ
- ストーンメイヤーゲームズ(Stonemaier Games)は、ジェイミー・ステグマイヤーが創業したアメリカのボードゲーム出版社。代表作に『ウィングスパン』(鳥類をテーマにした人気ゲーム)や『サイズ(Scythe)』があり、Kickstarterでのクラウドファンディングを積極的に活用してきた業界のトップランナー。
- 同社は従来、ほぼ全ての新作をKickstarterで資金調達してきたが、本記事ではそこから「自主資金+事前予約」という新戦略へシフトすることを発表。小売店や流通業者への卸売価格と一般消費者向け価格の差別化を撤廃し、すべての顧客が同じ価格で購入できる「公平価格モデル」を打ち出している。
- ボードゲーム業界ではここ数年、生産コストや輸送費の高騰、Kickstarterの手数料増加、バッカー(支援者)の疲弊などが課題となっており、多くの出版社がクラウドファンディングに依存したビジネスモデルの見直しを迫られている。ステグマイヤーの今回の発表は、そうした業界全体の流れを象徴する一手として注目されている。
- 著者のステグマイヤーは業界で影響力の強い発信者でもあり、彼の経営判断やゲームデザイン論は多くのファンや同業者に参照されている。