インド人、走行中のeリキシャを遠隔停止させる中国アプリを利用
インドで、中国製アプリを使って走行中のeリキシャ(電動三輪車)を強制停止させる行為が問題になっている。ネットユーザーからは「人を殺しかねない」と危険性を指摘する声が上がっており、公共の安全を脅かす行為として批判が集まっている。
背景メモ
中国アプリ「Tractive」(GPS追跡・リモート制御機能を持つIoTプラットフォーム)を、インドのe-リキシャ(電動三輪タクシー)所有者同士の嫌がらせに悪用する事例が急増している。競合運転手が他人の車両を遠隔操作で路頭に停止させるというもので、公共の安全を脅かす問題に発展。背景には、インドのe-リキシャ市場の急拡大(100万台超)と、多くの車両に安価な中国製GPS/制御モジュールが標準搭載されている現実がある。メーカーがデフォルトのパスワードを変更していないケースが多く、アプリさえ入手すれば第三者が車両を乗っ取れる脆弱性が露呈。インド政府はかねて中国IoT機器のセキュリティリスクを問題視してきたが、今回の事例はその懸念が現実化した格好。