Exapunks
Exapunksは、プログラミングパズルゲームとして、プレイヤーがウイルス型プログラム「EXA」を操作して様々なミッションに挑むゲームです。サイバーパンクな世界観の中、限られたコマンドで問題解決を目指す、Zachtronicsらしい難解でやりごたえのある作品です。
背景メモ
• Zachtronicsは、パズルゲームにプログラミング要素を組み合わせた名作(『SHENZHEN I/O』『Opus Magnum』『TIS-100』など)を手がける米国のインディースタジオ。プログラマーやエンジニア層から熱狂的に支持されてきた。
• 『Exapunks』(2018年発売)は、滅菌されていない生物が流通する「パンデミック後のディストピア」を舞台に、プレイヤーがウイルスプログラム(EXA)を書き、ハッキングミッションを遂行する。題材はバイオハザードだが、内容はアセンブリ言語に近い仮想CPUの命令を組み立てて課題をクリアするパズル。
• 作品中に登場する実在の技術要素として、ZIP圧縮の正当性を検証するための試験データセット「カルガリー・コーパス」(カナダ・カルガリー大学の研究に由来)がミッションの題材として使われている。カルガリー・コーパスは1990年代の情報理論・圧縮アルゴリズム研究のベンチマークであり、コアな計算機科学ファン以外には認知度が低い。ゲーム内でこのコーパスを題材にしたパズルが登場するのは、同スタジオの作風を象徴するマニアックなディテールといえる。