『The Book of Birds』:鳥類を識別するだけでなく、彼らと関わること
ロバート・マクファーレンとジャッキー・モリスによる新刊『The Book of Birds』は、単なる鳥類図鑑を超えた作品。科学と詩情、芸術を融合させ、鳥たちの生態や文化的な意味合いを探求しながら、人間と鳥との深い関わり方を問いかける。美しいイラストと散文で綴られた、鳥たちへのラブレターとも言える一冊。
背景メモ
ロバート・マクファーレンは、イギリスの自然作家・批評家で、『灯台への道』や『地下の世界』など、大地や自然との関わりを探求する著作で知られる。ジャッキー・モリスはイギリスの画家・絵本作家で、マクファーレンとの共著による美しい自然誌の本が人気を集めている(『失われた言葉』、『オークの不思議』など)。本書『The Book of Birds』は、単なる野鳥図鑑ではなく、人間が鳥とどう関係し、鳥を通じて何を感じ、理解してきたかを探る、詩とアートとエッセイが融合した一冊。従来の鳥類識別ガイドの枠を超え、文化的・感情的な「鳥との付き合い方」を提案している点が話題。マクファーレン=モリス作品は、環境意識の高まりや、自然との断絶への危機感を背景に、欧米の読書層の間で高い支持を得ている。