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根本的な帰属の誤り

根本的な帰属の誤り(Fundamental Attribution Error)とは、他人の行動を説明する際に、状況要因よりも内的要因(性格や態度など)を過度に重視してしまう認知バイアスである。この概念は社会心理学において重要なテーマであり、特にリー・ロス(Lee Ross)によって広く知られるようになった。本記事では、その定義、歴史、関連する実験、文化的差異、および批判について詳述する。

背景メモ

心理学の古典的概念。人は他人の行動を見るとき、状況要因(例えば交通量が多かった、体調が悪かったなど)を過小評価し、性格や能力などの「その人の内面」に原因を求めすぎる傾向がある、という理論。逆に自分の失敗は「状況のせい」にしがち。1970年代に社会心理学者リー・ロスが提唱し、以来、偏見やステレオタイプの根底にある認知メカニズムとして広く参照されている。批判として、この効果は西洋の個人主義文化で特に強く見られるという指摘もあり、文化的バイアスそのものを反映している可能性が近年議論されている。