オレンジ郡8都市の蚊から西ナイルウイルス検出
西ナイルウイルスがカリフォルニア州オレンジ郡の8都市で採取された蚊から検出された。保健当局は住民に対し、蚊に刺されないよう虫除け剤の使用や長袖着用などの予防策を呼びかけている。
背景メモ
- 西ナイルウイルス(WNV)は蚊が媒介する感染症で、米国では1999年に初めて確認。多くの感染者は無症状だが、高齢者や免疫力の低い人では髄膜炎や脳炎などの重篤な神経症状を引き起こすことがある。
- カリフォルニア州では毎年夏季から秋季にかけてWNVの活動が活発化。オレンジ郡はロサンゼルス南東部に位置する人口約300万人の地域で、アーバインやアナハイムなど8都市でウイルスが確認された。
- 防疫当局は「蚊の発生源となる溜まり水の除去」と「防虫剤の使用」を住民に呼びかけている。ワクチンや特効薬はなく、予防が唯一の対策。
- カリフォルニアでは気候変動により高温・乾燥が進み、蚊の繁殖期間が長期化・拡大している点も背景として重要。