ゴキブリサイボーグ用の潜水服が優秀な性能を発揮
科学者たちは、遠隔操作可能なゴキブリサイボーグのために、軽量で水中でも動きを妨げない潜水服を開発した。この特殊なスーツにより、ゴキブリは水中でも地上と同じように自在に動き回ることができ、災害現場などでの活用が期待されている。
背景メモ
マダガスカルゴキブリの背部に小型のマイク、温度センサー、赤外線カメラ、加速度計などを搭載し、遠隔操作できる「サイボーグゴキブリ」を開発したシンガポールの研究チームが、新たに水中活動を可能にするダイビングスーツを発表。ゴキブリは水中で最大10分間活動でき、潜水後も生存する。研究の目的は、地震などの災害現場で瓦礫の中を這い回る小型探索ロボットの基盤技術を確立すること。昆虫をベースにすることで、小型化・省電力・複雑な地形への適応というロボット工学の課題を克服しようとしている。従来のサイボーグ昆虫研究は主に陸上活動が中心だったが、今回の研究は水中環境への拡張を実証した点が新規性。