セバスチャン・マラビー:誰も勝てないAI競争——Foreign Affairsインタビュー[動画]
国際政治・経済アナリストのセバスチャン・マラビーが、現在のAI開発競争の構造的課題を分析。国・企業間で激化する「誰も勝ち取れない」開発競争のジレンマや、規制の在り方、安全保障リスクについて議論する。Foreign Affairsのインタビュー形式でお届けする。
背景メモ
- セバスチャン・マラビーは、プリンストン大学の公共政策・国際関係論の教授で、ベンチャーキャピタル(VC)やイノベーションの歴史に詳しい著名な著述家。著書『The Power Law』ではシリコンバレーのVC業界を描き、近年はAIの地政学を研究している。
- 本インタビューでは、米中AI競争の本質的なジレンマを論じている。マラビーによると、最前線のAI開発は極めて高額(10億〜100億ドル規模)で、どの国も単独では負担しきれない。
- そこで彼が提唱するのが「自由民主主義国家によるAI開発コンソーシアム」:米国が技術を独占するのではなく、日本・EU・インドなどと協調して資金と人材をプールし、中国に対抗する体制を作るべきという主張。
- 背景には、半導体輸出規制など現行の対中封じ込め策だけではAI開発競争に勝てないという認識がある。米国単独の開発費負担や人材不足、規制の抜け穴など、現実的な限界が指摘されている。