シンガポールで600万匹のミツバチを移住、一度に1巣ずつ数えながら
シンガポールでは都市開発に伴い、ミツバチの巣を駆除するのではなく安全に移住させる取り組みが進められている。専門チームがこれまでに約600万匹のミツバチを移住させ、生態系保護と人間との共存を目指している。
背景メモ
シンガポールで、都市開発や害虫駆除業者による駆除からミツバチを守るため、養蜂家やボランティアが巣ごと安全に移送する活動が広がっている。6万匹もの個体が巣ごと移送され、生きたまま救出されるケースが増加。背景として、世界的な送粉者の減少や、シンガポールの緑化政策(「ガーデンシティ」構想)により都市部に多様な植物が増え、むしろミツバチの生息に適した環境になっていることがある。一方、一般市民はスズメバチとミツバチの区別がつかず、パニックになって駆除を依頼するケースが多い。この活動は、都市と生態系の共存を模索する試みとして注目されている。