AWS、2025年に他社を上回るデータセンター容量を追加、Q4だけで12GWと発表
AWSは2025年、データセンター容量の追加で他社を上回り、第4四半期だけで12GWを追加したと発表した。同社の急拡大はクラウド需要の増加を反映しており、データセンター業界におけるAWSの主導的地位をさらに強固なものにしている。
背景メモ
- AWS(アマゾン・ウェブ・サービス)は、2025年に追加したデータセンター容量が他社を上回り、第4四半期だけで12ギガワット(GW)分を新規投入したと発表。これは世界のデータセンター業界全体の四半期新規供給量の大部分を占める規模。
- 背景として、生成AIの急拡大に伴うGPUサーバーの大量導入需要がある。従来のクラウド需要に加え、AI処理(学習・推論)に必要な桁違いの計算資源をデータセンターで賄う必要が生じている。
- 競合のMicrosoft AzureやGoogle Cloud、Oracleも巨額投資を表明しているが、AWSは「実績の面で他社を圧倒した」と主張。ただし、この数字には「容量」の定義(契約電力か実際のIT負荷か、空調や電源設備の余裕分を含むか)によって解釈の差が出る点に注意が必要。
- 12GWという数字は、世界のハイパースケールデータセンター(超大型施設)市場の年間新規供給量に匹敵する。電気自動車工場や半導体工場と比較しても巨大な電力消費量であり、送電網や再生可能エネルギー調達の観点からも業界全体の注視対象となっている。