開発者、Googleからアカウント乗っ取りを警告された後、1万1000ドルを請求されたと訴え
ある開発者が、自身のGoogleアカウントが乗っ取られた際にGoogleから警告を受けながらも、結局1万1000ドルの請求をされたと主張している。アカウント侵害の被害に遭ったユーザーに対し、Googleの警告と請求対応の矛盾を浮き彫りにする事例として注目されている。
背景メモ
米Googleのクラウド部門、Google Cloudが顧客に課す高額な「データ転送(エグレス)」料金を巡る問題。同社の利用規約では、ランサムウェアなど不正アクセスによるトラフィックでも送信データ量に応じた課金が発生する。開発者が実際にアカウントを乗っ取られ、Googleから警告を受けたにもかかわらず、事後に約1万1000ドルのエグレス料金を請求された事例が報告された。Googleは「当該ケースでは返金した」と説明しているが、大手クラウド事業者がセキュリティ被害者の金銭的負担を軽減する仕組みを持たない点が業界で長年批判されてきた。AWSやAzureでも同様のポリシーが問題視されており、エグレス料金そのものが「囲い込み」戦略の一環との見方もある。