Cloudflare Meerkat - グローバル分散コンセンサス
Cloudflareは、地球上の任意の地点間で超低レイテンシのコンセンサスを実現する新しいプロトコル「Meerkat」を発表した。既存の分散合意アルゴリズムが地理的距離の制約に悩む中、Meerkatは独自のアプローチでグローバル規模の合意形成を可能にする。
背景メモ
Cloudflareが発表した「Meerkat」は、同社のグローバルエッジネットワーク上で実用的な分散合意(コンセンサス)を実現するための新しいプロトコル。既存のRaftやPaxosといった古典的な合意アルゴリズムは地理的に離れたノード間ではレイテンシが高く実用的でないという課題があった。Meerkatは「一つのデータセンター内で合意を高速に取り、その結果だけを他地域に伝播させる」という階層的アプローチを採用。CloudflareはCDNやDNSで知られるインフラ企業で、世界中に330以上の都市にエッジサーバーを持つ。同社はWorkersやD1、R2といった分散システムを多数運用しており、それらのバックエンドでの利用を想定。グローバル規模の強整合性を低レイテンシで実現しようとする試みであり、GoogleのSpanner(TrueTime利用)とは異なる設計思想に立つ。