PlayStation、EU圏で3年間非アクティブなアカウントのデジタルゲームを全て削除可能に
PlayStationはEU圏のユーザーに対し、アカウントが3年間非アクティブだった場合、購入したデジタルゲームやそのコンテンツを全て削除する権利を有すると通知している。これは利用規約の変更によるもので、ユーザーからは批判の声が上がっている。
背景メモ
● PlayStation Network(PSN)の利用規約が一部ユーザーの間で話題に。欧州の条項では、アカウントに3年間ログインがない場合、Sonyはアカウントを削除できると明記されている。アカウントが削除されると、そのアカウントで購入したデジタルゲームやコンテンツへのアクセスもすべて失われる。
● これは実質的に「3年間の inactivity でデジタル購入品が没収されうる」という意味であり、ゲーム業界で進む「所有からライセンスへの移行」を改めて浮き彫りにしている。
● 現代のゲーム販売は、パッケージ版(ディスク)とは異なり、デジタル版は「所有権の譲渡」ではなく「利用権のライセンス」として扱われる。Sony/Microsoft/Nintendo の各プラットフォームは、長期間未使用のアカウントを削除する権利を規約上保持しているが、この条項が実際にどれほど厳格に執行されるかは不明。
● 背景として、欧州で進行中の消費者保護規制強化(デジタルコンテンツの「所有」に関する議論)や、ゲームのアーカイブ/保存運動とも関連する話題。Sonyは2024年にも多数のデジタルタイトルをPS Storeから削除し、購入済みユーザーの再ダウンロードを不可にするなど、デジタルコンテンツの消失リスクをめぐる議論が続いている。