オールステート保険、Broadcomとの契約を解消——退社前に復讐的なライセンス監査を主張
オールステート保険がBroadcomとの契約を解消したと報じられ、退社に際して復讐的なライセンス監査が行われたと主張している。同社はBroadcomによる威圧的な監査手法を非難しており、両社間の関係悪化が表面化した形となっている。
背景メモ
Allstate(アメリカの大手保険会社)がVMwareの仮想化ソフトウェアを巡り、ブロードコムとの契約を解消した。背景には、ブロードコムが2022年にVMwareを610億ドルで買収してからの強硬なライセンス変更がある。ブロードコムは買収後、VMware製品のサブスクリプション化や値上げを推し進め、多くの大企業顧客と軋轢を生んできた。Allstateは解約の通知を送った直後に、ブロードコムから「包括的な監査」の通知を受け取り、これを報復的なライセンス監査だと主張している。ライセンス監査をめぐる同種の紛争は、過去にもオラクルなど他の大手ソフトウェアベンダーと顧客の間で発生してきた。Allstateは今後、競合製品であるNutanixへの移行を進める方針。