自宅受験から教室受験への切り替え後の成績分布
ブラウン大学の教授が、自宅受験から教室での対面受験に変更した後、学生の成績分布が大きく変化したことに気づき、ほとんどの学生がAIを使って不正をしていた可能性を指摘。以前は大半が高得点を取っていたが、対面試験では成績が大幅に低下したという。
背景メモ
- ブラウン大学(米国アイビーリーグの名門)の教授が、自らの授業で「宿題として持ち帰り式だった試験を教室での対面式に変更したところ、成績分布が劇的に変化した」と報告。それまで優秀な成績を取っていた学生の多くが軒並み低得点になり、教授は「以前は学生の大半がAI(ChatGPTなどの生成AI)を使って不正をしていた可能性が高い」と推測している。
- この一件は、生成AIの普及が大学教育の評価方法そのものを揺るがしている象徴的な事例として全米で話題に。従来の「自宅で時間をかけて解く課題」はAIの助けを借りれば簡単に高得点が取れてしまうため、教授たちの間で対面試験や口頭試問への回帰が進んでいる。
- ブラウン大学は2025年に学内のAIポリシーを改定。「AIの使用を一律禁止」ではなく、教員ごとにルールを決める柔軟な方針を採っているが、それでも不正防止のために試験形式自体を変えざるを得ない現状が浮き彫りになった。