NASA、火星ヘリコプター「Skyfall」ミッションのハードウェア資金提供を開始
NASAは、火星探査用の次世代ヘリコプター「Skyfall」ミッション向けハードウェアの開発資金提供を正式に開始した。このミッションは、空飛ぶ探査機により火星の広範囲を調査し、従来の探査車では到達困難な地形へのアクセスを可能にすることを目指している。
背景メモ
- 「Skyfall」はNASAが開発中の、火星用大型ヘリコプター「Mars Chopper」のミッション名。従来の火星ヘリ(Ingenuity)の6倍のペイロードを想定し、科学機器を運べる設計。
- これに先立ち、NASAの小型ヘリコプター「Ingenuity」は2021年に火星に到着。当初5回の試験飛行の予定が72回に延び、2024年1月にローターブレードの損傷で運用終了。この成功を受けて、より大型のヘリ計画が加速した。
- Mars Chopperは、現在火星を探査中の「Perseveranceローバー」のような車輪型探査車が進入困難な地形(急斜面や峡谷)へのアクセスを可能にする狙いがある。NASAがハードウェア開発資金を正式に承認したことで、設計構想から実際の部品製作へとフェーズが進んだことを意味する。