トランプ政権、各州の選挙慣行変更へ圧力を強化
トランプ政権は各州に対し、選挙実施方法の変更を求める圧力を強めている。投票手続きや本人確認要件など、2024年の大統領選に向けた選挙慣行の見直しを迫る動きが加速しており、州政府と連邦政府の間で緊張が高まっている。
背景メモ
- トランプ政権(第2期)は、連邦選挙の運営方法を各州に強く指示し始めている。具体的には、郵便投票の制限や、投票日前の開票作業の禁止、有権者登録の際に市民権証明を求める義務化などを求めている。
- 従来、選挙管理は州の権限(州権)が強く、連邦政府が詳細な手続きを州に強制することは制度的に異例。今回の動きは、連邦政府と州政府の権限バランスを大きく変える可能性がある。
- 大統領選挙後にトランプ氏が起こした「選挙不正があった」という主張(2020年の「ビッグ・リ―」)が、この政策の背景にある。政権は自身の敗れた選挙の手続きを「信用できない」とし、その修正を全国に課そうとしている。
- 民主党の強い州(カリフォルニア、ニューヨークなど)と激戦州(アリゾナ、ジョージアなど)の双方に圧力がかかっており、法廷闘争や政治対立が激化する見通し。