ボイスモデム
1981年のHayes Smartmodemに端を発するモデムの基本アーキテクチャは、現在の5Gセルラーモデムに至るまで受け継がれている。1992年、Rockwell Internationalが音声対応チップセットをリリースしたことで「データ/FAX/ボイス」モデムが普及し、PCを使った留守番電話やIVR(自動音声応答)システムが可能になった。本稿では、ATコマンドを拡張したRockwellの独自プロトコルや、V.253標準化までの経緯、Windows 95のTAPIによる統合、そしてコンシューマー向け製品としてのCreative Modem Blasterの事例を詳しく解説する。