ブログは「当たり前のこと」を書くだけでいい
John Gruberがウェブサイトのユーザーを妨害するポップアップについて指摘した記事に触れ、ブログの本質は「誰も言わない当たり前のことを言う勇気」だと論じている。「ウェブページはウェブページを表示すべき」といった自明な事実を、あえて声に出すことこそがブログの価値であり、自分にとっては当然すぎて書くまでもないと思えることこそ、実は最も価値のある投稿になり得ると説く。
背景メモ
- **John Gruber**(ジョン・グルーバー)は、Apple関連やテクノロジー業界を独自の視点で評論する著名ブログ「Daring Fireball」の運営者。マークアップ言語Markdownの考案者としても知られる。
- **dickover(ディックオーバー)**:記事を読もうとした際に、ニュースレター登録やクッキー同意などを迫るポップアップ(全画面表示)のこと。ユーザー体験を害するWeb上のアンチパターンを揶揄するGruberの造語。
- この記事は、プロダクトデザインとソフトウェア開発の観点からブログを執筆しているJim Nielsenの個人ブログからの投稿。自身も「当たり前すぎて誰も書かないことをあえて書き残す」というブログの価値を再確認している。
- 「裸の王様」になぞらえ、明らかにユーザー体験を損ねているUIに誰も声を上げない状況を批判。テクノロジー業界では「常識を疑って言葉にする」行為が一種のジャーナリズム的役割を果たしている、という文脈。