「スタートレック補題」
数学者ジョン・D・クックが、かつての同僚アーサー・バラガーによる書籍で「スタートレック補題」という名称を発見した話。この不思議な名称の由来と、数学におけるユニークな命名の面白さを探る。
背景メモ
- 著者John D. Cookは応用数学者で、自身のブログで数学・プログラミング・科学に関するエッセイを発信している
- 「Star Trek lemma(スタートレック補題)」は、代数幾何学の教科書に登場する定理の俗称で、ある有理関数が単位円上の点を単位円上の点に写す条件を扱う
- 補題の図が、惑星の軌道や宇宙船の航路のように見えることから、SFドラマ『スタートレック』にちなんで名付けられた
- Arthur Baragar(アーサー・バラガー)はネバダ大学ラスベガス校の数学教授で、代数幾何学の教科書"A Survey of Classical and Modern Geometries"の著者。Cookはテキサス大学大学院時代に彼と同室だった