スポーツベッティング合法州でギャンブル障害の症例が急増
米国でスポーツベッティングが合法化された州において、ギャンブル障害と診断される症例数が急増していることが明らかになった。合法化に伴い、手軽に賭けに参加できる環境が整ったことで依存症リスクが高まっており、公衆衛生上の新たな課題として注目されている。
背景メモ
- 米国では2018年に連邦最高裁が州ごとのスポーツ賭博合法化を認める判決を下し、以降30以上の州がスポーツベッティングを合法化した。この市場は急成長し、現在ではテレビCMやアプリを通じて日常的に宣伝されている。
- 「ギャンブル障害」(gambling disorder)はDSM-5に掲載される正式な精神疾患で、病的賭博とも呼ばれる。症状は従来の「問題賭博」より重度で、止められない衝動や生活への深刻な支障を伴う。
- 本記事は、スポーツ賭博合法化とギャンブル障害の診断件数急増との関連を指摘する。合法化が依存症の社会的コストを高める可能性は以前から専門家が警告してきたが、今回のデータはそれを裏付ける実証的な証拠として注目されている