初めて、ゼロから構築された細胞が成長と分裂に成功
合成生物学の画期的な成果として、人工的に設計された化学物質のみを用いて構築された「合成細胞」が、自発的に成長し分裂することに初めて成功した。この実験では、脂質膜で包まれた単純な代謝ネットワークが自己複製を達成。生命の起源の謎解明や、医薬品製造など応用への大きな一歩となる。
背景メモ
- 米国J.クレイグ・ベンター研究所が、完全に化学合成したゲノム(JCVI-syn1.0)を持つ「合成細胞」を構築し、自己複製(分裂)に成功したと発表。単なるゲノム編集や遺伝子組み換えとは次元が異なる。