これには一理ある。創業者には確かに「責任はすべて自分にある」という要素がある。しかし、それを「最優先の仕事」と言うのは少し言い過ぎだと思う...
ポール・グレアム氏が、創業者の役割について自身の見解を述べている。Ivan Burazin氏の「創業者の最優先の仕事は不愉快なことを引き受けることだ」という主張に一部同意しつつも、真の最優先事項は「重要な問題を解決すること」であり、苦痛と重要性は必ずしも一致しないと指摘している。
背景メモ
- Paul Graham(ポール・グレアム)は、Y Combinator(YC)の共同創業者で、スタートアップ業界で最も影響力のある人物の一人。「スタートアップ」という言葉の定義やピボット、ドゥ・シングス・ザット・ドント・スケールなど、スタートアップ界隈で常識となっている多くの概念をエッセイで広めた。
- YCは世界最大のスタートアップアクセラレーター。Airbnb、Stripe、Dropbox、Redditなど数千社を輩出しており、同社のアドバイスは起業家に絶大な影響力を持つ。
- この投稿は、Ivan Burazin(Infobipの共同創業者、開発者体験の分野で知られる人物)の「創業者の第一の仕事はクソを食うこと(不快で辛い仕事を引き受けること)」という主張に対するグレアムの反論。グレアムは創業者の最優先事項は「重要な問題を解決すること」であり、痛みと重要性は必ずしも一致しないと述べている。
- 元の発言は「創業者は顧客対応・解雇・メンタルケア・契約書精読といった誰もやりたがらない仕事から逃げられない」という意味で、いわゆる「buck stops here(最終責任は自分にある)」という創業者の孤独を指す。