著者が今年6月に参加した4回目(おそらく5回目)のPLDIカンファレンスの記録。新しい人々との出会い、研究に関する議論、e-graphsやKnuth-Bendixに関するワークショップ、Ben TitzerやChristian Wimmer、Yannis Smaragdakisらとの交流、そしてレジスタ割り当てやDatalogを用いた線形スキャン実装の試みなど、充実した1週間が綴られている。また、Slava Pestovと共にKnuth-Bendix完備化アルゴリズムを実装した経験や、カンファレンス外でのボルダーでの滞在についても触れられている。
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crustcは、Rustコンパイラであるrustcの全体をC言語に翻訳するプロジェクトです。これにより、RustのコンパイラをC言語で利用・解析できるようにし、Rustのエコシステムに対する新たなアプローチを提供します。
LLVM(Low Level Virtual Machine)は、コンパイラ基盤のモジュラー型フレームワークであり、プログラムのコンパイル、最適化、コード生成を効率的に行うために広く利用されている。本記事では、LLVMのアーキテクチャ、主要な機能、および学術研究や産業界におけるその影響について解説する。
Zigの2026年6月30日の開発ログによると、すべてのパッケージ管理機能がコンパイラからビルドシステムに移行されました。この変更により、コンパイラの責務が明確化され、パッケージ管理の柔軟性が向上すると期待されています。
Tiny-Cは、サブセットCコンパイラの設計と実装に関するリファレンスマニュアルの抜粋であり、メモリ制約の厳しい環境でも動作する軽量なC言語処理系の仕様が解説されている。
Zig言語開発チームは、パッケージ管理に関するすべての機能をコンパイラ本体からビルドシステムへ移行したと発表した。これによりコンパイラの責務が明確化され、ビルドシステムの柔軟性が向上する。この変更は2026年6月30日付の開発ログで報告された。
TypeScript Compiler Graph Model Context Protocol(MCP)を紹介。コンパイラのグラフ構造を活用することで、Claude CodeやCodexでのトークン使用量を最大90%削減し、コード補完やリファクタリングの精度を維持したまま処理を効率化する。
All package management features have been migrated from the Zig compiler to the build system. This change simplifies the compiler's responsibilities and centralizes package handling within the build process, improving modularity and maintainability.
この記事では、プログラマーが自分の書いたコードにバグがあると思い込んでしまう一方、実際にはコンパイラの最適化や振る舞いが原因で意図しない結果が生じることがあると指摘する。コンパイラの動作を理解せずに自己責任と決めつけることの危険性を、具体例を交えて解説している。
本論文は、LLVMコンパイラの最適化パイプラインを各最適化パスごとに詳細に分析した実証研究を報告する。実行時間、コードサイズ、エネルギー消費などの複数の指標にわたって各パスの効果を測定し、パス間の相互作用や適用順序が最終的な最適化結果に与える影響を体系的に評価する。
Zig開発チームは、パッケージ管理機能をコンパイラ本体からビルドシステムに完全移行しました。この変更により、コンパイラの複雑性が低減され、ビルドシステムの柔軟性が向上します。開発者はビルド設定を通じてより直感的に依存関係を管理できるようになります。
Ironsmithは、Magic: The Gatheringのカードテキストを解析・処理するためのツール群です。完全な文法定義に基づくパーサーとコンパイラを提供し、カードのルールテキストを構造化データに変換します。これにより、カード検索やデッキ構築ツールなど、MTG関連アプリケーションの開発を支援します。
Redプログラミング言語が静的リンクをサポートし、実行ファイルに依存関係を組み込めるようになった。これにより配布が容易になり、外部ライブラリへの依存を減らせる。開発者にとってビルドプロセスがシンプルになる重要な機能である。
AiCompiler is a programming language that treats the LLM itself as the CPU, allowing developers to write code that is directly interpreted and executed by the language model. This novel approach reimagines the compiler as a bridge between traditional programming constructs and the reasoning capabilities of large language models.
UnobinはInfrastructure as Code(IaC)のための言語およびコンパイラです。IaCのソースコードをコンパイルして「ファクトリ」と呼ばれる単一のバイナリにします。このバイナリには実行時環境とすべての依存関係が含まれており、スタックファイルと呼ばれる設定ファイルを渡すことで実行できます。スタックファイルは設定のみを含み、任意のコードは実行できません。
Sassoは純Rust製のSCSS→CSSコンパイラ(dart-sassの代替)です。ゼロ依存、WASM対応、ライブラリ+CLIを備えています。
TypeScriptコードをC++にコンパイルすることで、JavaScriptエンジンを介さずにネイティブ実行が可能になり、パフォーマンスが大幅に向上する。このアプローチは、静的型付けを活用してC++コードを生成し、メモリ管理や実行速度の最適化を実現する。特にパフォーマンスが重視されるアプリケーションやリソース制約のある環境での利用が期待される。
TypeScript 7 では、コンパイル速度の大幅な向上や新しい言語機能が導入され、開発者の反復作業がより高速になります。本記事では、TypeScript 7 の主要な改善点と、それらがどのように開発効率を向上させるかについて詳しく解説します。
本記事は、現在のコンパイラ教育が理論に偏り、実践的なスキルやモダンなツールチェーンを軽視している問題を指摘。オープンソースの実践プロジェクトや最新のコンパイラ技術を取り入れた教育カリキュラムの刷新を提唱している。
Perryは、TypeScriptコードをネイティブのGUIアプリやCLIアプリに直接コンパイルするツール。Electronや追加のランタイムが不要で、軽量なデスクトップアプリケーションを構築できる。
Slisp is a simple Lisp compiler for Linux/amd64, providing a minimal implementation of a Lisp dialect that compiles directly to x86-64 machine code. It is designed for educational purposes and ease of understanding.
GCC 14.4 がリリースされました。GNU Compiler Collection の最新安定版で、多数のバグ修正や改良が含まれています。詳細はリリースノートをご確認ください。
Zig言語の公式開発ログで、SPIR-Vバックエンドに関する最新のアップデートが公開された。このアップデートでは、SPIR-Vターゲットへの対応状況や改善点、今後のロードマップなどが詳述されている。
本稿では、MLIR(Multi-Level Intermediate Representation)を用いたAIモデルコンパイルのプロセスを、形式理論の観点から分析する。コンパイルの各段階を圏論や型理論といった数学的枠組みと対応付けることで、最適化や変換の正当性を厳密に議論する手法を提案する。これにより、AIコンパイラの信頼性向上や新たな最適化手法の設計への応用が期待される。
Rustの型システムを活用してデータ競合をコンパイル時に検出する技法について解説。型レベルの排他性(disjointness)を用いることで、実行時エラーではなくコンパイルエラーとしてデータ競合を捕捉できる仕組みを、具体的なコード例とともに紹介する。Rustの所有権と借用のモデルを拡張する発想が、安全な並行プログラミングにどのように貢献するかを示す記事。
Zig コンパイラの SPIR-V バックエンド開発が進んでおり、GPUシェーダーやコンピュートワークロード向けのコード生成が可能になりつつある。このバックエンドにより、Zig を Vulkan や OpenCL などの SPIR-V 対応環境で直接利用できる道が開かれる。
Xiはバイナリにコンパイル可能なフル機能のプログラミング言語です。セルフホスティングコンパイラ、C99バックエンド、ビルトインの依存性注入/IoC、型付きビジネスルール機能(デシジョンテーブル等)を備え、ネイティブバイナリとWASMの両方を生成可能です。実際にeXstreamというアプリケーションがこの言語で構築されています。
CollaboraがPanfrostオープンソースGPUドライバ向けに開発した「Kraid」という新しいコンパイラが発表された。KraidはMali GPU向けに最適化されたシェーダコンパイルを実現し、ドライバのパフォーマンス向上とコードベースの整理を目的としている。
Zig言語の開発ブログより。新しいBitCastセマンティクスが導入され、型変換の動作がより明確かつ厳密になりました。また、LLVMバックエンドの改善により、コード生成の最適化が向上しています。これらの変更はZigの安全性とパフォーマンスの両面を強化するものです。
Zig言語の開発チームは、ビットキャスト(BitCast)のセマンティクスを大幅に見直し、型変換の安全性と明確性を向上させた。同時にLLVMバックエンドの最適化を進め、コンパイル速度と生成コードの効率が改善されている。これらの変更はZigの低レベル制御とパフォーマンスをさらに強化する。